NHK大河ドラマべらぼう第16回ネタバレ次回予告第16話あらすじ解説!蔦屋重三郎(横浜流星)蔦重栄華乃夢噺、平賀源内の最後、死因、生存説、平賀源内は生きていた?平賀源内の墓

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このチャンネルでは2025年度NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のドラマ解説をしています。今回の内容は小峰書店から発売されている蔦屋重三郎の挑戦「江戸を照らせ」の内容を元に「NHK大河ドラマべらぼう蔦重栄華乃夢噺あらすじ解説、重要な出来事や登場人物の情報などを解説します。ネタバレ要素を含みますがドラマの世界感が理解できドラマがもっと楽しくなる情報を独自の目線で解説いたします。

今回は前回の動画に引き続きまして4月20日放送の第16話「さらば源内、見立は蓬莱」の内容について、追加解説をさせていただきます。番組の公式サイトの次回予告を見ますと蔦重は源内を訪ね、戯作の執筆を依頼するが源内は奇妙な言動を繰り返す。その後、意次らのもとに源内が人を斬ったという知らせが入ると書かれていまして、源内先生は牢屋に入れられてしまようなんです。今回はドラマ内容の解説というよりも、ドラマをご覧になる前に知っているとよりドラマの味方が変わってくるんじゃないかというポイントについてお話をしたいとおもいます。今日お伝えする内容は、歴史上の平賀源内先生がどんな最期を迎えたのか?そしてそれがこのドラマではどう描かれるのか?というところを比較する意味でもぜひ最期までご覧いただけましたらより一層16話の放送をおたのしみいただけるんじゃないかとおもい解説させていただきたいとおもいます

次回予告では平賀源内さんが人を斬って牢獄にいれられたとかいてありましたが実際の史実でもそのような事件があったのでしょうか?
源内先生の生涯を調べてみますと、平賀源内は 讃岐国寒川郡志度浦(現在の香川県さぬき市、志度)の白石家の三男として生まれたそうです。そして幼い頃からユーモアとアイデアにあふれた、奇想天外な少年で、そのイメージがそのまま今回の源内先生のキャラクター設定にも、取り入れられたように見えます。そして、医師、科学者、小説家、そして鉱物の発掘などほぼ、ドラマでも描かれて通りの生涯を送っており「田沼意次」や蘭学医「杉田玄白」とも交流し、田沼意次の援助で、長崎留学も実現したと書かれています。そして安永3年(1774年)、蔦屋重三郎が改めた、吉原細見『嗚呼御江戸(ああおえど)』の序文を福内鬼外(ふくちきがい)名義で執筆したとなっています

そして歴史の記録では安永8年(1779年)夏には神田大和町から橋本町に引っ越すとなっていますのでこれが16話のドラマで、源内先生が、長屋を追い出されたて神山検校の旧屋敷、住む人が次々と亡くなっていくと言われた「不吉の家」と呼ばれる屋敷に引っ越すというのと一致しています。そしてまた歴史の記録に戻りますがその年の11月20日夜、神田の源内宅に門人(もんじん)の久五郎、門人というのは弟子みたいな感じですかね、そして友人の丈右衛門が宿泊していましたが、酒を飲んでいてですね、明け方に彼らは「口論」となり源内は自分の刀を抜いて、両人に手傷を負わせ、久五郎は傷がもとで死去。源内はこの事件が起こる前から、よく癇癪(かんしゃく)癇癪とは、感情が爆発して、泣き叫んだり、物を投げたりするなどの行動おこしていいて翌21日に投獄され、牢内で切腹を摺るものの死にきれず12月18日に破傷風により享年52歳獄死した。という歴史上の記録が残っていますがここまでの中にいくつかドラマの設定と歴史と違ってるところがあります。1つ目は前回の15話で源内先生が町中で、見知らぬ子供と母親にエレキテルを馬鹿にされ「怒鳴りつけて」刀を抜くシーンがありましたがこのドラマでは、源内先生は遥か前に刀は売却しており、腰に下げていたのは竹光という、竹で出来た偽物の刀だったんです。それで周りのから「あいつ竹光だぞ」といわれて周りから笑いが起こるシーンがあったんです。しかし歴史の記録では、源内先生は自分の刀を抜いて、両人に手傷を負わせたとなっていますから、微妙に相違があるんですが
これも1つ頭の中に入れておいてですね、ドラマをみていただくといいかとおもいますし、そしてもう1つ、歴史の記録との相違点なんですが源内先生が久五郎を切りつけて死亡させる事件の夜ですが歴史の記録をみますと、酒を飲んでいて、明け方に彼らは「口論」となり となっていますがドラマの中での源内先生はお酒飲みませんからね、なぜ、脚本家の森下先生は、歴史では源内は酒によって喧嘩を起こしたとなっているのにもかかわらずドラマの設定では酒を飲まないという設定にしていたのか?このあたりも微妙に歴史の解釈をつかった、森下先生の創作部分になってくるとおもうんですが注目してみていただけたらとおもいます。

しかしドラマでは源内先生は酒は飲みませんが、15話くらいから大工の久五郎からう甘い香りのする強いタバコをもらって吸ってましてこれが原因なのはわかりませんが、このタバコはですね、おそらく曼茶羅華(まんだらけ)という(チョウセンアサガオ)から作られたタバコではないかと思われるんですが、この曼茶羅華(まんだらけ)は有毒植物で、口にいれると約30分ほどで口の渇が始まり、体のふらつき、幻覚、妄想、悪寒など覚醒剤と似た症状が表れ、もちろん性格も切れやすくなりましし、最悪、命に関わることにもなりかねないものらしいんです。。歴史の記録をみますと獄死した遺体を引き取ったのは平秩東作ともされていて、杉田玄白らの手により葬儀が行われたが、幕府の許可が下りず、墓碑もなく遺体もないままの葬儀となった。ろのことですが歴史通りドラマが進んいきますと源内先生は、人殺しの罪にとわれ、牢屋にいれられて、そこで命を落としたというのが歴史の記録から読み取れる源内先生の最期なんですが、実は、平賀源内生存説というのもあって獄中死した平賀源内ですが、実は生存説も囁かれ、老中・田沼意次の計らいにより、表向きは獄中死したことにしておき、田沼意次の領国である遠江国相良(現在の静岡県牧之原市)へ逃がしたと言いこの説によると、平賀源内は相良で村医師として働き、80歳過ぎまで生きたことになっているそうなんです。また蝦夷や遠江で似た人を見たという人物がいたとか晩年に平賀源内が使っていた別名の医師が存在したなどいろいろな生存説を裏付ける記録もあるそうなんです。

源内先生のお墓は浅草橋場(現東京都台東区)にあった総泉寺に設けられこのお墓は、友人、杉田玄白が私財を投じて建てた。されていまして杉田玄白は源内を讃える300字程度の「処士鳩渓墓碑銘」(しょし きゅうけい ぼひめい)というのも書き残していてるそうなんです。この「処士鳩渓墓碑銘」(しょし きゅうけい ぼひめい)とは故人の業績や人となりを記(しる)す文章で杉田玄白はこれを石碑にしようと思ってたみたいなんですが、当時はつくられたのか、それとも罪人の墓ですからね、幕府に壊されたのか計画だけで作られなかったのかはわかりませんが、1930年昭和5年に旧総泉寺の平賀源内墓の脇に平賀源内墓地修築之碑が建てられ、その裏面に処士鳩渓墓碑銘の全文が刻まれたそうなんです。そして、源内の生まれた、さぬき市の「平賀源内先生銅像」の台座にもこの処士鳩渓墓碑銘にも書かれています

この杉田玄白が書いた16文字なんですが

「嗟非常人、好非常事、行是非常、何死非常」と墓碑銘を記(しめ)していてですね、これがどういう意味なのかといいますと(現代語訳)しますと「ああ、彼は普通ではない人で、普通ではないことを好み、普通ではない行いをした。ならば、死に方も普通でないのは当然ではないか」と杉田玄白は、「源内のような型破りな人物であれば、常人と違った死を遂げるのもまた自然なことだ」と受け止めておりこれは嘆きであると同時に賛辞(褒め言葉)でもあるとされているそうです。そして「何死非常」ナニゾ ヒジョウノシヲを「異常な死」と読むのではなく、死んだこと自体が非常=事実ではないと解釈すると源内はこの墓にはおらず、どこかで生きているという証なのかもしれませんが、みなさんはどうお感じになったでしょうか?またよかったら、コメント欄に感想やごいけんなのどお寄せいただけ巻いたらうれしいです

本日も解説ありがとうございました

【出演】
主演 蔦屋重三郎役
俳優 横浜 流星さん
平賀源内役
俳優 安田 顕さん
花の井(五代目瀬川)役
俳優 小芝 風花さん
田沼意知役
俳優 宮沢 氷魚さん
長谷川平蔵宣以役
俳優 中村 隼人さん
松平武元役
俳優 石坂 浩二さん
鱗形屋孫兵衛役
俳優 片岡 愛之助さん
駿河屋役
俳優 高橋 克実さん
須原屋市兵衛役
俳優 里見 浩太朗さん
田沼意次役
俳優 渡辺 謙さん

動画内参考資料 引用
「NHK大河ドラマガイド」べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~前編 (NHK出版)
「NHK大河ドラマガイド」べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~「THE Book1」(東京ニュース通信社)
NHK2025年大河ドラマ完全読本(産経新聞出版)
「NHK大河ドラマガイド」べらぼう~蔦重栄華乃夢噺単行本、完全小説版第2弾二 (2)NHK出版
江戸を照らせ(小峰書店)
東京都立図書館
国文学研究資料館所蔵
国立文化財機構所蔵品統合検索システム
東京都立中央図書館蔵
フリー素材 いらすとや
動画AC
Wikipedia
NHK(C)
べらぼう公式サイト
https://www.nhk.jp/p/berabou/ts/42QY57MX24/
berabou_nhk(べらぼうインスタグラム)
日本最大級の著作権フリーBGM・効果音
ストックサービス「Audiostock」
サウンドプロダクション吟
OPジングル:音筏アドレス:https://rotmcits.com/
刀剣ワールド
蔦重ワールド

コメント

  1. みなさん、おきれいでびっくり!今は加工はお化粧みたいなもんで、全然OKだとおもいます。声も聴きやすいです

  2. 次回予告みましたら、田沼意次も涙を流していたので、本当に亡くなったのか、それとも別の人が逃がしたのか。でも実際の源内さんは生き延びたかもしれないですね

  3. 毎回、あたらしい企画が加わって楽しみです。浅草にもいかれたそうで、その熱量にも感心します。また次回も楽しみです

  4. 綺麗系過ぎる〜、たまらーん、❤

  5. おじいちゃんは病院の待合室で鑑賞してます

  6. 癇癪かあ、広末みたい

  7. ひえー、ハタチのまひろさん、女子校生のかをりちゃん、セクシー女優のクロスケベイイナリさん、たまらーん、❤ファンクラブ結成、オフ会❤楽しみ

  8. 蝦夷に逃亡後クナシリメシエの乱をおこす

  9. 最後の桜の木の下の着物姿に 惚れたぜ。(気分カモ平です)

  10. さて 源内先生の名誉のために一筆。
    NHKは源内先生が刀売って竹光持つほど貧乏で、覚醒劑もどき吸って狂って人斬った。とやっていますが。 源内先生は確かに貧家銭内と自称していますが、それは山師として投資家に資金提供してもらうための私物にムダ金使いませんという姿勢だと思います。 老中に会い、資金援助者に会い、現地の有力者に会って調整説得するには身なりも外見的自信も必要です。山師というのは詐欺ではありません。詐欺は価値のないものを売りつけてだましますが。山師は現実的に大金の可能性がありますと投資家を集める人です。その人が偽物刀竹光を持つと思いますか。

    次に、自分の仕事を正当に評価されなければ誰でも怒りを覚えます。人を斬ってはいけませんが、許せん何かがあったのでしょうと思います。
    そして、薬物ですが、これはこのドラマで初めて聞きました。あり得ないと思いますよ。 まず麻薬の代表格アヘンは絶対ありません。アヘンは動きたくなくなるヘロヘロになる薬です。一人では吸えません、次のキセルにアヘンを詰め火をつけることもできなくなるからです。 中国のアヘン戦争時代の古いアヘン窟写真はたいてい二人で写っていますが、一人は客で一人は店のアヘン給仕職人です。この職人、客のペースに合わせてアヘンを丸め火をつけ、客のキセルが終わった時にタイミングよく次のアヘンキセルを交換するのです。
    朝鮮朝顔も大麻も江戸で喫煙する習慣や場所はなかったと思います。 もしあったとしたら、現代の吸いたい連中が 江戸時代は吸ってたんだ 許可しろと大騒ぎしていると思います。  だから源内先生薬物中毒はNHKの完全創作だと思います。
    創作でよいなら、家基公が心臓細動(毒殺はあり得ないそんなことできる毒はない)で倒れたとき、たまたま薬草採集できていた源内先生がエレキテルを家基公の胸に当ててバチバチッ 家基公ビクンと動いて蘇生 まるで現代のAED心臓除細動器 源内先生ご褒美たっぷり。 こんなのがいいな。  
    しかし家基公がお亡くなりにならないとドラマは進まないので、 素直にドラマを受けとめて 夢とうつつのはざまを楽しみたいと思います。 以上です。

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