NHK大河ドラマべらぼう第19回ネタバレ次回予告第19話あらすじ予想解説!かしまし歴史チャンネル!蔦屋重三郎(横浜流星)東洲斎写楽瀬川の子?大田南畝/四方赤良(桐谷健太)瀬川出産、小芝風花、岡山天音

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このチャンネルでは2025年度NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のドラマ解説をしています。今回は5月4日放送の第18回18話、と5月11日放送予定の第19回の重要な出来事や登場人物の情報などを予測して解説します。ドラマの世界感が理解できドラマがもっと楽しくなる情報を独自の目線でドラマを先読みして解説いたします。8分で解る!べらぼう第19回予想解説。この動画の内容は一部、史実やガイドブックを元に考察しており実際の放送内容と異なる部分もあります。参考程度にご覧ください。

瀬川の産んだ子が
東洲斎写楽になる

第18話あらすじ
第18話では、吉原か足抜けし、江戸を離れていた小田新之助とうつせみが平賀源内の死を聞かされ、源内の墓参りに江戸に戻ってきました。墓参りを終えた、新之助とうつせみが、深川を歩いていると、飯沼という屋敷の前で、二人は瀬川にばったり遭遇しました。瀬川は赤ん坊を抱きかかえ二人に気ずくと「このこかい?、誰かに似てはいないかい?」と聞くと「このこはね、わっちと重三の子だよ」「きっと江戸1番の絵描きになるよ」といいましたが、この子こそが将来、蔦重と手を組み、後の有名な浮世絵師として育って行くのです

3つのポイント
それではここからは次回第19話の予想ポイントについて解説していきます
1️⃣瀬川の子供が浮世絵師、東洲斎写楽になる?
2️⃣大田南畝登場!その影響で蔦重が狂言師になる?
3️⃣行方不明の唐丸が喜多川歌麿になった?

1️⃣ 東洲斎写楽の正体
江戸時代後期の浮世絵師、東洲斎写楽は、謎が多くいつ生まれいつ亡くなったか不詳とされています。写楽の活動期間は1794年頃から約10か月という短い期間で、その期間、役者絵やその他の作品を版行しましたが、その後、忽然と姿を消し、謎の絵師として知られています。その正体は様々な研究の結果、阿波徳島藩主蜂須賀家お抱えの能役者斎藤十郎兵衛とする説が有力とされていますが、斎藤十郎兵衛の詳細を確認できる史料は少なく、また能役者にこれほどの見事な絵が描ける才能があるとは考えづらかったことから、「写楽」は誰か他の有名な絵師が、変名したのではないかという説が数多く唱えられるています。今回のドラマで、もし瀬川が鳥山検校と離縁をした後、吉原から姿を消す間に蔦重との間に子を設けていたなら、その子は写楽の活動期間の1794年頃には15歳くらいに成長しており、、瀬川の産んだ子が東洲斎写楽になる可能性も充分考えられます。さあどう描かれるていくのでしょうか

2️⃣狂歌師 大田南畝との出会い
幕臣にして、江戸随一の文化人、天明狂歌のスター大田南畝/ 四方赤良(おおた・なんぽ/ よもの・あから)
第19話では1781年、蔦重は、江戸を代表する狂歌師、大田南畝と出会います。この頃、蔦重は若き版元として、黄表紙や洒落本を世に送り出し始めましたが、ある夜、黄表紙作家であり大田南畝の狂歌仲間の恋川春町から誘われ、大田南畝が出席する狂歌会に足を運びました。狂歌とは、社会風刺や皮肉を面白おかしく盛り込んだ言葉遊びで大田は、一見真面目な御家人でしたが、その裏の顔は大の酒好きで、明るく笑いにあふれ、、その痛快な言葉遊びと酒席を盛り上げる奔放さに蔦重は魅了されてしました。蔦重と対面した大田は「言葉は遊び、遊びは芸術。江戸の夜は退屈を許しませんな」と杯を傾けると、蔦重も「遊び心がなければ、世に出る本など色褪せるばかりです。」と二人のやりとりに周囲の客人たちも思わず笑いを漏らします。意気投合した蔦重は「この狂歌を、ぜひ世に広める手伝いをさせていただきたい」というと「お主、ただの版元ではないな?」と大田がにやりと笑いました。すると蔦重は「書物だけでなく、江戸の笑いを作る者になりたいのです」とは答えると大田は「ならば、お前自身が笑いの舞台に立ってみるがよい」と言い、冗談めかして狂言の一節を披露しました。すると蔦重も負けじと即興で応じ、その場は大いに沸きました。大田はその才を見抜き、「蔦屋、お主には舞台の才がある」といい「それならば、君も一つ、言葉遊びの世界に踏み込んでみる気はないか?」というと大田が書いた黄表紙評判記『菊寿草』(きくじゅそう)に蔦屋の名前が取り上げられるようになりました。それをきっかけに蔦重は版元としての仕事に加え、狂歌師「蔦唐丸」としても活動を始めます。さらに出版の世界では大田をはじめとする文化人たちと手を組み、黄表紙や洒落本を次々と世に送り出し江戸の風俗を映し出す革命を起こし、舞台では言葉と笑いの力を持って、幕府の規制を嘲笑う痛快な芝居を披露し続けました。しかし自由奔放な文化の開花には、やがて幕府の目が厳しく向けられ幕府を笑う風刺文化にも規制がかかり、蔦屋と南畝は厳しい現実を突きつけられます

大田南畝(補足)
表の顔は真面目で実直な御家人、裏の顔は狂歌や戯作など、笑いにあふれた文芸作品のべストセラー作家であり、パーティー好きな、べらぼうに明るく楽しい人物だったそうです。ただその明るさの奥には何があったのか。牛込の御徒組屋敷で生まれ育った幕臣。十代で出した狂詩集『寝惚先生文集』で一躍その名をとどろかせ、その後「四方赤良」という狂名で、天明狂歌をけん引する存在となる。批評家、戯作者など多彩な一面も持ち合わせ、蔦屋重三郎とは南畝が書いた黄表紙評判記『菊寿草』をきっかけに、交流がスタートする。無類の酒好きでもあるそうです。

3️⃣浮世絵師 喜多川歌麿と鳥山石燕
第5話で行方不明となった唐丸がドラマ後半で有名な絵師となって戻ってくるそうですが、蔦重がプロヂュースした有名絵師といえば、葛飾北斎、東洲斎写楽、喜多川歌麿が思い浮かびます。ではなぜ喜多川歌麿だと断定できるのか?その最大の理由は、産経新聞出版から発売されている「NHK2025年大河ドラマ完全読本」の登場人物紹介の欄に「唐丸は理由があって蔦重の元をはなれるが、のちに喜多川歌麿として蔦重に協力する」と書かれているかれです。これには2つの意味があり、1つは唐丸が喜多川歌麿本人で戻ってくるともとれますが、もう1つは、歌麿が蔦重の元を去ったあと唐丸が喜多川歌麿になりすまし、蔦重に協力するという意味です。唐丸はは過去にも、礒田湖龍斎(いそだ こりゅうさい)の書いた絵を本人にも見破られず、完全に書き写すほどでした。さあ、今回のドラマではどちらの意味が当てはまるのでしょうか。唐丸が歌麿ならば、江戸の火災の前に、浮世絵師、鳥山石燕(とりやま せきえん)のもとで絵の勉強をしていた可能性がありますし、また唐丸は鳥山石燕の子供なのかもしれません

この内容は一部ドラマのあらすじを予測して解説した内容になり、実際の放送内容とは異なる場合もあります

(1話)「ありがた山の寒がらす」2025年1月5日
(2話)吉原細見『嗚呼(ああ)御江戸』2025年1月12日
(3話)千客万来『一目千本』2025年1月19日
蔦重(横浜流星)は資金を集め北尾重政(橋本淳)と共に女郎を花に見立てた本『一目千本』に着手。本作りに夢中な蔦重を許せない駿河屋(高橋克実)。親子関係の行方は…。
(4話)『雛(ひな)形若菜』の甘い罠(わな)2025年1月26日
蔦重(横浜流星)は西村屋(西村まさ彦)と共に、呉服屋の入銀で錦絵の制作を順調に進めるが…。城内では、田沼意次(渡辺謙)による賢丸(寺田心)の養子計画に暗雲が…。
(5話)「蔦(つた)に唐丸因果の蔓(つる)」2025年2月2日
【作】森下佳子【出演】横浜流星,安田顕,小芝風花,井之脇海,小野花梨,中村蒼,片岡愛之助,高橋克実,里見浩太朗,渡辺謙,正名僕蔵,六平直政,かたせ梨乃ほか
(6話)鱗(うろこ)剥がれた『節用集』2025年2月9日
蔦重(横浜流星)は、鱗形屋(片岡愛之助)と新たな青本を作る計画を始める。そんな中、須原屋(里見浩太朗)から『節用集』の偽板の話を聞き、蔦重にある疑念が生じる…。
(7話)好機到来『籬(まがき)の花』2025年2月16日
蔦重(横浜流星)は今の倍売れる細見を作れば、地本問屋仲間に参入できる約束を取り付ける。しかし西村屋(西村まさ彦)と小泉忠五郎(芹澤興人)が反発し、阻もうとする。

(8話)逆襲の『金々先生』2025年2月23日
『節用集』の偽板を作ったとして捉えられた鱗形屋(片岡愛之助)が釈放される。蔦重(横浜流星)と作った『金々先生栄華夢』が鱗形屋が鱗形屋からうりだされるが…。

(9話)玉菊灯籠恋の地獄2025年3月2日
花の井が5代目瀬川(小芝風花)に襲名するとたくさんの富豪たちが吉原を訪れ、その中で幕府公認の高利貸し業を営む鳥山検校(市原隼人)が瀬川に身請けを申し付けるが…。

(10話)「青楼美人」の見る夢は2025年3月9日
吉原では、身請けが決まった瀬川(小芝風花)最後の花魁道中が年の瀬に行われることが決まり、錦絵本「青楼美人合姿鏡」が完成し販売されますが…。

(11話)富本、仁義の馬面は2025年3月16日
蔦重(横浜流星)作の錦絵本「青楼美人合姿鏡」は値段が高く一向に売れず、借金を抱えた蔦重は何とか手立てはないかと考え吉原で祭りを開くことになりますが…。

(12話)俄(にわか)なる「明月余情」2025年3月23日
吉原で今年も俄祭りが行われますが吉原大分裂の危機?この決着は各店ごとの出し物で勝負をするいう蔦重に提案で、祭り最終日に自体は思わぬ展開へと発展していきます

(13話)タイトル未定 2025年3月30日
鱗形屋がまた偽版の「節用集」を売って奉行所に捕らえらてしましました。その原因は座頭からの借金の過酷な取り立てだとわかり田沼意次は座頭金の実態調査に乗り出しました…。

(14話)タイトル未定 2025年4月6日
鳥山が幕府から取り調べを受け入獄すると奉行者から妻瀬川との離縁が言い渡され、蔦重はすぐ瀬川と世帯を持ち本屋を開業するつ約束をしました

(15話)タイトル未定 2025年4月13日
蔦重は、吉原で本屋「耕書堂」を始めましたが、瀬川を失った悲しみから立ち直れず、腑抜け状態となってしまいました。するとそこに、平沢が訪れ蔦重に青本を作らないかと持ちかけますが…

(16話)タイトル未定 2025年4月20日
ある朝源内が目を覚ますと手元に血のついた刀があり久五郎が血を流して死んでおり、奉行所は源内が斬ったとみて牢獄に入れ取り調べをしますがその後、源内が獄死したとの知らせがはいり…
狂歌とは
社会風刺や皮肉、滑稽を盛り込んだ和歌

【出演】
主演 蔦屋重三郎役
俳優 横浜 流星さん
平賀源内役
俳優 安田 顕さん
花の井(五代目瀬川)役
俳優 小芝 風花さん
田沼意知役
俳優 宮沢 氷魚さん
長谷川平蔵宣以役
俳優 中村 隼人さん
松平武元役
俳優 石坂 浩二さん
鱗形屋孫兵衛役
俳優 片岡 愛之助さん
駿河屋役
俳優 高橋 克実さん
須原屋市兵衛役
俳優 里見 浩太朗さん
田沼意次役
俳優 渡辺 謙さん

動画内参考資料 引用
「NHK大河ドラマガイド」べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~前編 (NHK出版)
NHK大河ドラマガイドべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~「THE Book1」(東京ニュース通信社)
NHK2025年大河ドラマ完全読本(産経新聞出版)
東京都立図書館
国文学研究資料館所蔵
国立文化財機構所蔵品統合検索システム
フリー素材 いらすとや
動画AC
Wikipedia
NHK(C)
べらぼう公式サイト
https://www.nhk.jp/p/berabou/ts/42QY57MX24/
berabou_nhk(べらぼうインスタグラム)
日本最大級の著作権フリーBGM効果音
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サウンドプロダクション吟
オープニング:音筏
アドレス:https://rotmcits.com/

コメント

  1. 歌麿は途中から作品のタッチがかわるので、途中から唐丸がゴーストライターになるのではないでしょうか?磯田湖竜斎の今コピもやっていたエピソードが伏線でその回収になりそうです。

  2. 江戸時代、権力構造から逸脱した花魁や吉原出身者が大衆が好む浮世絵文化を創造していく人材をたくましく生み出していく底力になり、人間の生命力は、すごいなあと思わしてくれるドラマになるのかな。

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