映画『零落』”竹中直人監督”斎藤工演じる元売れっ子漫画家の堕落していく姿を描く/2023年3月公開

映画予告

映画『零落』
劇場公開日:2023年3月17日 128分

《作品紹介》
元売れっ子漫画家がとある風俗嬢との出会いを経て堕落していく姿を描いた、浅野いにおによる同名漫画を実写映画化。

《あらすじ》
8年間の連載が終了し、深澤薫は人気漫画家から元売れっ子漫画家となった。虚無感を抱える深澤を待ち受けていたのは、担当編集者からのぞんざいな扱いや身に覚えのないパワハラの指摘、SNS上に流れる読者からの酷評だった。漫画編集者として多忙を極める妻と離婚の危機まで持ち上がった深澤は現実から逃げるように漂流していく。そんななか、立ち寄った風俗店で働くちふゆに出会ったことで、彼は堕落への片道切符を手に入れてしまう。

斎藤工が主演を務め、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」でヒロイン役を務める趣里がちふゆ、「台風家族」のMEGUMIが深澤の妻・のぞみを演じる。

キャスト
斎藤工
趣里
MEGUMI

スタッフ
監督 竹中直人
原作 浅野いにお
脚本 倉持裕

《レビュー》
タイトル「零落」(れいらく)とは、「草木の枯れ落ちること」や「地位や生活状態などが悪くなって惨めになること」といった意味を持つ言葉だそうです。

連載が終了してからトラブル続きで、すっかりスランプに陥ってしまった主人公の彼は、仕事で多忙を極める妻に不満や怒りの矛先を向け、金で買える都合のいい女(デリヘル嬢)に癒しと現実逃避を求め、自己憐憫と他責思考をどんどんと拗らせていきます。

人間、追い詰められたり苦境に立たされたりした時にこそ、その人物の本性が現れると言われています。人気漫画家から転落した本作の主人公も御多分に漏れずといったところ。

主人公のクズっぷりにイラつくこと請け合いだが、しかし同時にその心理はどことなく理解できないことは無い。

人間というのは業の深い生き物だと思う。それを思い知らされるような映画だった。

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