#大河べらぼう#小芝風花 #横浜流星#誰袖#喜多川歌麿#北川豊章
NHK大河ドラマ『べらぼう』第17話(17回)のネタバレ解説です。蔦屋重三郎(横浜流星)をめぐる瀬川(小芝風花)、花魁・誰袖(福原遥)、そして将来の妻・てい(橋本愛)による切ない三角関係がついに動き出します。誰袖初登場、そして唐丸(渡邉斗翔)の動向、喜多川歌麿(染谷将太)、北川豊章の正体、蔦重の母(高岡早紀)の登場も。注目ポイントをわかりやすく解説!#かしまし歴史チャンネル
このチャンネルでは2025年度NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のドラマ解説をしています。今回の内容はNHK出版より発売されています、大河ドラマべらぼう蔦重栄華乃夢噺公式ガイドと台本の内容がそのままかかれています、完全小説版を元に、重要な出来事、登場人物の情報などを解説します。若干のネタバレ要素を含みますがドラマの世界感がより理解できドラマがもっと楽しくなる情報を独自の目線で解説いたします。毎週日曜日放送終了後に新しい動画を更新しています。ぜひご覧ください
「NHK大河ドラマべらぼう 第17回ドラマ解説!」
平賀源内生存説について
いろいろな説がありますが平賀源内は表向きは獄中死したことになっていますが老中・田沼意次の計らいにより意次の領国である遠江国相良(現在の静岡県牧之原市)へ逃がしてですね、そこで村の医師として働き、80歳過ぎまで生きたという説もあるそうです。しかし今回のドラマからみましても、田沼意次が、獄中から源内先生を救い出すということは、かんがえにくいとおもうので実は生存説にはもう一つの説がありまして、高松藩藩主によって庇護を受け、逃げ延びたという説もあります。
第17話の注目ポイント
ポイント1
「乱れ咲き往来の桜」姿を消した小田新之助が吉原に戻る?
第17話のタイトルは「乱れ咲き往来の桜」というタイトルになりますが、17話では蔦重が新たに開いた「耕書堂」には瀬川の考えた「伊達模様見立蓬莱」を買い求めるお客がたくさんが
押し寄せてきて、あまりの忙しさに、大黒屋をやめたりつや次郎兵衛兄さんも店を手伝います。そんなおりに「耕書堂」に3年ぶりに、小田新之助さんが蔦重のもとをたずめてきまして
新之助は逃走から3年間ある場所で慈善事業のような活動をしていてそれに必要になる資料情報が乗っている今で言えば参考書のような本を探しに江戸に来たようです。教科書を「往来物」とよんでいた理由は江戸時代の「最初の教科書」は、手紙のやりとり(往復文)の文例集を紹介する手紙の書き方から始まったとわれその手紙の(往復文)の文例集から「往来物」とよばれるようになったようんです。その後、商売の仕方や米の作り方など多岐にひろがっていったそうです。新之助はすでにその往来物の教科書を10冊くらい買って担いでいたんですが
それをみた蔦重が「しんさん、それは地方ではかえないんですか?」と聞くと地方の小間物屋(こまものや)小間物屋とは雑貨屋さんみたいな店にわずか置いてあるが、行商の者が江戸に行ったときに買ってくるくらいで江戸の本屋は地方に直接おろしたりしてないと話しました。そこで蔦重は、これは新たな市場があるとひらめく、江戸市中では本はうれませんが、地方なら好きなだけうれますので、この往来物を作って地方に売れば、一大ビジネスになるだろうと考えるわけなんです。さらに往来物のメリットしては、一度作れば何年も使えて、原版ができればまた何度でも追加で刷れます。はやりに左右されず、1冊の単価は安いですが安定した収益になるとかんが早速作り始めますが作るにはその道の有識者の知識が必要になるとおもい蔦重は吉原に来てる客の中からなにか教える事ができる人はいなか?当時売れたのは、手紙の書き方や文字の読み書きもそうなんですが、米の作り方とか、商売のやり方とかそういう実用書が人気があったようで、蔦重はその道のプロを吉原に読んでは接待して本を出しませんかといって、知識をもらっていたようなんです。そして地方へのどんどんと販路を拡大していくわけなんです。その後、その教科書は、道徳・地理・歴史・商売・農業・仏教など多岐にわたってどんどんと出されていくわけなんですがそのようすが17回のタイトルの「乱れ咲き往来の桜」というタイトルそのものですよね。
安永九年(1780年)
越後の豪農と手を組んで 「新撰 耕作往来千秋楽」
信濃の豪商 とも手を組んで「大栄商売往来」
ポイント2
蔦重が身請け?瀬川超える花魁登場か?
大文字屋の「かをり」という振袖新造だった女郎が売れっ子花魁となり名前を「かをり」から「誰袖」と襲名して役者さんも稲垣来泉ちゃんからですね、福原遥さんに変わりまた後半にかけて重要な人物となっていきそうです。そして、この誰袖は、ずっと蔦重のことが好きでしたから、ぐいぐいと迫ってきてですね、身請け話まで湧いてくるとうなんですが蔦重はまだ、瀬川のことを忘れきれたわけではないですし史実をみますとこの先、蔦重は、橋本愛さん演じます日本橋丸屋の娘「てい」と相思相愛になっていくようですが、と瀬川の存在はどうなるのか
ポイント3
行方不明の唐丸再登場?唐丸が名乗る北川豊章の正体は誰?
第17話で蔦重はなぜ唐丸を見つけたかというと蔦重が商売のために他の版元が出版してる青本を片っ端方読んで勉強してると、その中に北川豊章という絵師が書いた絵をみつけるんですが、この絵が唐丸がまだ蔦屋で居候していた頃に、じろべえにいさんさんが磯田湖竜斎が書いた絵を花瓶の下敷きにして水浸しにしちゃっやたときに唐丸が模写して見事にそっくりに仕上げたときの絵ありましたがその絵とこの北川豊章とみくらべるとひょっとしたらこの絵は唐丸が書いたんじゃねーかと蔦重は思いました。この北川豊章ていうひとは、歴史上ではのちに蔦重とタッグを組んで大ヒット作を世に出す「喜多川歌麿」なんです。そして蔦屋重三郎の生涯の記録をみましても、蔦重はこの先、歌麿、写楽と有名絵師を次々と生み出していくんですがこの写楽についてなんですが、ここからはあくまでも私の個人的な推測なんですが、14話で瀬川は鳥山検校と離縁したあとに、蔦重と肌を重ね一夜を共にし、その後瀬川は蔦重の前から姿を消したわけなんですが蔦重が耕書堂を大きく広げていってる間に瀬川は物語には登場しませんが、蔦重の子を身ごもってることがわかり、その子を生んで育ててその子が何年か後に成長してですね、写楽となって登場するんじなないかなと、私は思ってるんです。写楽は歴史的には、阿波徳島藩主、蜂須賀家お抱えの能役者の斎藤 十郎兵衛(さいとう じゅうろべえ)だったという説が有力なんですが実は若い青年だったという説もありまして、2020年に公開されました映画「北斎」ではですね、阿部寛さんが蔦屋重三郎を演じてるんですが
そこの登場する写楽はまさに15歳くらいの青年で、写楽が活動するのはの寛政6年(1794年)5月から翌年の寛政7年(1795年)1月にかけての約10か月の短い期間なんですが、瀬川と蔦重が結ばれた1778年の暮から逆算するともしこのときに子供が出来ていたらですね、ちょうど写楽の活動時期には15歳くらいになっていますのでこの写楽登場の最終回付近でですね、瀬川の再登場も充分あるんじゃないかとも考えられるんです。また写楽が活動してる期間ですね、約10ヶ月くらいしかいないんですけどね、喜多川歌麿はその期間丁度、理由はわかりませんが蔦屋から姿を消すんですがこの理由が一説によっては歌麿が写楽なんじゃないのという説もあります
ポイント4
4️⃣蔦重の母登場!鍵を握る新登場人物とは?
公式サイトには高岡早紀さん演じる蔦重の実の母「つや」さんはある日突然、蔦重のもとに戻ってくる。蔦重が7歳の時に離縁し、蔦重をおいて去っていったがそのご髪結の仕事をしていたこともあり、人たらし。「人たらし」とは、多くの人を惹きつけ、愛される人のことを指しますが対話力にはたけており、蔦重の耕書堂の商売に一役買う。このお母さんはこの親にしてこの子あり”と納得していただけるような存在だそうです。そして、蔦屋重三郎の生涯を小説にした「江戸を照らせ」という本に書いてある内容からみますと1783年、ちょうど浅間山が噴火する事件があるんですがそのころにどうやら蔦重が日本橋に店を出してから母を引き取るとなっていますので、24話以降の登場になりそうですが、ちょうど丸屋の娘「てい」さんとも出会うのもそのころですからね。あとは、新キャストでは高橋秀樹さんや、えなりくんも登場してきますのでね、これは公式サイトのほうでみれますのでぜひ、皆さんご覧になってください。
(1話)「ありがた山の寒がらす」2025年1月5日
(2話)吉原細見『嗚呼(ああ)御江戸』2025年1月12日
(3話)千客万来『一目千本』2025年1月19日
(4話)『雛(ひな)形若菜』の甘い罠(わな)2025年1月26日
(5話)「蔦(つた)に唐丸因果の蔓(つる)」2025年2月2日
(6話)鱗(うろこ)剥がれた『節用集』2025年2月9日
(7話)好機到来『籬(まがき)の花』2025年2月16日
(8話)逆襲の『金々先生』2025年2月23日
(9話)玉菊灯籠恋の地獄2025年3月2日
(10話)「青楼美人」の見る夢は2025年3月9日
(11話)富本、仁義の馬面は2025年3月16日
(12話)俄(にわか)なる「明月余情」2025年3月23日
(13話)お江戸揺るがす座頭金 2025年3月30日
(14話)蔦重瀬川夫婦道中 2025年4月6日
(15話)死を呼ぶ手袋 2025年4月13日
(16話)さらば源内、見立は蓬莱 2025年4月20日
第17話 乱れ咲き往来の桜
1️⃣浄瑠璃に蔦屋が登場!蔦重が一躍江戸の人気者へ
2️⃣蔦重、彫師の四五六から仕事を拒否される (鶴屋と西村屋)
3️⃣新之助3年ぶりに吉原に戻る(平賀源内のつてで百姓)おふくと一緒に
4️⃣往来物を出版「耕作往来」
5️⃣蔦重が彫師に毎年20両の仕事を発注する約束をする
6️⃣誰袖登場。蔦重に身請けをしてとせがむ
7️⃣北川豊章登場(のちの喜多川歌麿)蔦重は豊章の絵をすぐに唐丸の描いた絵だと見破る
第18話 歌麿よ、見得は一炊夢
第19話 鱗の置き土産
第20話 寝惚けて候
第21話 蝦夷桜上野屁音
第22話 小生、酒上不埒にて
第23話 我こそ江戸一の利者なり
第24話 げにつれなき「日本橋」
【出演】
主演 蔦屋重三郎役
俳優 横浜 流星さん
平賀源内役
俳優 安田 顕さん
花の井(五代目瀬川)役
俳優 小芝 風花さん
田沼意知役
俳優 宮沢 氷魚さん
長谷川平蔵宣以役
俳優 中村 隼人さん
松平武元役
俳優 石坂 浩二さん
鱗形屋孫兵衛役
俳優 片岡 愛之助さん
駿河屋役
俳優 高橋 克実さん
須原屋市兵衛役
俳優 里見 浩太朗さん
田沼意次役
俳優 渡辺 謙さん
動画内参考資料 引用
「NHK大河ドラマガイド」べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~前編 (NHK出版)
「NHK大河ドラマガイド」べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~「THE Book1」(東京ニュース通信社)
NHK2025年大河ドラマ完全読本(産経新聞出版)
「NHK大河ドラマガイド」べらぼう~蔦重栄華乃夢噺単行本、完全小説版第2弾二 (2)NHK出版
江戸を照らせ(小峰書店)
東京都立図書館
国文学研究資料館所蔵
国立文化財機構所蔵品統合検索システム
東京都立中央図書館蔵
フリー素材 いらすとや
動画AC
Wikipedia
NHK(C)
べらぼう公式サイト
https://www.nhk.jp/p/berabou/ts/42QY57MX24/
berabou_nhk(べらぼうインスタグラム)
日本最大級の著作権フリーBGM・効果音
ストックサービス「Audiostock」
サウンドプロダクション吟
OPジングル:音筏アドレス:https://rotmcits.com/
コメント
わーい、続々初登場!
なるほど重三の母、美しい。
新之助久しぶり。寺子屋の先生になる?
江戸で売れないものを地方で売る、蔦重逆転の発想!凄い!
蔦重の作った商売の本、農業の本。実学ですね。
瀬川(ごりょうさん)?はBSで京都にいるみたいですが、もうすぐ江戸にいきそうです。
今日はゆっくり見れました。また次回楽しみにしています。GWは浅草にいって源内先生のお墓参りいこうとおもいます
①源内先生の名誉を維持する内容で良かった。薬物中毒で錯乱して死んだでは浮かばれん。
②事前に小説版も読み、いろいろ解説を見て、完璧ネタバレで見ても、場面場面で感動できる。脚本演出俳優スタッフ、全部真剣にやっているということですね。
③「わかんねーなら 都合のいいように考える」苦しいときの元気の源。朝顔姐さん、病気で最後は裸にひん剥かれて死ぬ。出番は第一回のみ。 しかし瀬川や蔦重に与えた「希望の言葉」 「わかんねーなら 都合のいいように考える」このセリフが出るたびに、朝顔姐さんの顔が浮かびます。 一回こっきり出て 無残に死ぬ でも強烈な心への刷り込み。 NHKが数年前にやった「中村仲蔵出世階段」の小野貞九郎を思い出します。 「希望の言葉」が出るたびに 「よっ 朝顔姐さん」と 心の中で 掛け声が出ます。
こんばんわ、16回の放送見ました。源内の迫真の演技凄く良かったです。獄中で亡くなったか生存していたかというと私は亡くなったのではと思っています。稀代の天才はひっそりと暮らす事は出来なかったと思っているからです。源内も写楽も天才は短命ってなんとも儚い。
かしまし美女❤たまらーん、❤みんな好き写真もってるけど、良い、黒助平の名前も良い‼️
うあー、高岡早紀さん、薄い幸よさん、好き好き❤️