NHK大河ドラマべらぼう第23回ネタバレ次回予告第23話あらすじ予想解説!!蔦屋重三郎(横浜流星)花魁かをり誰袖(稲垣来泉)土山宗次郎(福原遥)瀬川(小芝風花)喜多川歌麿(染谷将太)唐来三和(山口森広

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歌麿放火か?吉原火災で蔦屋類焼

このチャンネルでは2025年度NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のドラマ解説をしています。今回は6月7日放送予定の第23回「」の重要な出来事や登場人物の情報などを予測して解説します。この動画の内容は一部、史実やガイドブックを元に考察しており実際の放送内容と異なる部分もあります。参考程度にご覧ください。

3つのポイント
それではここからは第23話の予想ポイントについて解説していきます
1️⃣誰袖を身請けした土山宗次郎てどんな人?
2️⃣重要事件発生!田沼意次ついに失脚?
3️⃣吉原火災で蔦屋全焼!その原因は?

1️⃣誰袖の身請け 土山宗次郎
誰袖の身請けを申し込んだ土山宗次郎は、江戸時代中期に活躍した幕府の役人で、元は身分の低い御家人でしたが、幕府の財政に関わる重要な仕事を担当し、その才能を発揮し、田沼意次が老中となると36歳で勘定組頭に登用されました。また京都の日野家で和歌も学んだ文化人で、その縁で知り合った平秩東作(へづつ とうさく)たちに蝦夷地を調査させると、蝦夷には、豊富な水産資源や鉱物資源が存在することがわかり、幕府はこれらの資源を開発することで財政の改善や産業の振興を図ろうとしました。そして土山は、さらに重要な任務を任され経済的にも裕福となり、当時の文化人であった狂歌師の大田南畝などに経済的な援助も行い、それをきっかけに大田の誘いで吉原を訪れ、遊女たちとの交流を通じ、派手な生活へとはまっていきました。そこで土山は、花魁「誰袖」と出会い、その日のうちに身請けの申込みをしました。一方、その身請けの話をしった歌麿は、人生をかけたある行動にでます。さてどうなっていくのでしょうか?

2️⃣重要!田沼時代の終焉
丁度この頃、田沼意次の嫡男、田沼意知が江戸城中にて、警備をしていた佐野政言(まさこと)に斬りつけられる事件が発生しました。政言(まさこと)はすぐにその場で捕えられましたが、この2日後、意知はこの傷が原因で、36歳でこの世をさりました。そしてこの事件をきっかけに田沼意次の築いた商業が盛んな華やいだ時代の終焉が近づいてきます。天明4年(1784年)3月24日の午後1時頃、意知はこの日の政務を終え江戸城を退出するため、城の警護所の前を通りかかったとき、詰所には5人の警備の者がいましたが、その中の一人の政言が突如として刀を抜き、意知を斬りつけました。意知は殿中であるため、脇差しを抜かず、鞘で応戦するも防ぎきれず肩に傷を負いました。意知は、すぐに運び出されましたが、意知を切った刀には毒が塗られており、医師はその毒に気が付かず事件から2日後に36歳でこの世をさります。捕らえられた政言はその10日後に切腹を命じられましたが、田沼意次は嫡男の死により、大きな打撃を受けることなりました。この事件の発端は第6話で政言が、家系図を手に田沼屋敷を訪れ、意知に、「田沼家の祖先は、かつて佐野家の末端家臣だった。家系図を改ざんしていいから、その代わりよい役職が欲しい」と頼みましたが、その家系図は意次が池に捨ててしまい、約束は履行されませんでした。意知はその恨みを買ったものだとみられ、更にこの年は大飢饉で、米の価格も高騰し人々は苦しみ、田沼政権への不信感を強めていたところ、政言が切腹した翌日から、なぜか米の価格が下がり始めたといい、世間の人々は政言を「世直し大明神」と祀り上げ、御利益を授かろうと、政言の墓所のある徳本寺に殺到しました。そして田沼意知の葬列には町人たちが石を投げ、悪口を浴びせたといい、意知の死をきっかけに、人々の田沼政権への不満が噴出していき、これが蔦重の今後の商売にに大きな影響を与える事件となりました。

3️⃣吉原火災蔦屋全焼
一方吉原では、花魁「誰袖」の身請け話が話題となり、歌麿は焦る気持ちから絵を描くことに集中できなくなっていました。そんなある日、蔦重が江戸で有名な絵師、狂歌師、戯作者たちを集めた大規模な宴席を行い、そこで歌麿はユーモアのセンスに長けた江戸の戯作者、唐来三和(とうらいさんわ)と出会いました。落ち込んでる歌麿をみた三和は「歌麿さん、あんたの気持ちは痛いほど分かるよ。誰袖さんへの熱い想い、まるで火のようだ。だがな、その火を胸に秘めてるだけじゃ、いつまで経っても燻(くすぶ)ってるだけだ。ここはひとつ、その火を燃え上がらせて、吉原ごと焼き尽くすくらいの勢いで、誰袖さんを連れて逃げ出すんだ!そしたら、江戸中の噂になること間違いなし。『恋は炎、燃え上がれ、歌麿と誰袖、愛の逃避行!』…なんてねと、三和は歌麿を励ますため、軽い冗談のつもりでいいました。しかし歌麿は、彼の言葉が心に響き、誰袖と駆け落ちすることを決意しました。それを聞いた、三和は、二人の運命に興味を抱き、この恋が俺が見届けようといいました。夜更け、歌麿は誰袖の部屋に忍び込み、二人で吉原を抜け出そうとすると、その時、突如として火の手が上がり「火事だ!」という声が聞こえました。火は吉原の南端、水道尻の蠟燭屋から出たとみられ瞬く間に燃え広がり、吉原全体を炎に包み込んでいきました。この火事に驚いた歌麿は誰袖の手を握り、必死に逃げようとしますが、三和は、炎の中、歌麿と誰袖の姿を見つけ、二人の運命が大きく狂い始めたことを悟ります。その時、物陰から「火をつけたのは、あいつだ!」と声がして、男が歌麿を指差しました。そして男は「こいつが駆け落ちを図ろうとして、その混乱に乗じて火を放ったのだと」いいました。歌麿は「違う!おいらは…」といいますが、周りにいたものに取り押さえられてしまいました。その歌麿を指さした男の顔をみた誰袖は、見覚えのある顔に驚き驚き「どうして、あんたが?」といいました

吉原火災
天明四年1784年4月16日
吉原の南端(水道尻)で火災が発生。
火元は蠟燭屋または提灯屋とされる
吉原全体が焼失(不残焼亡。
多くの住民が両国・浅草周辺へ避難し仮宅を設けた。
吉原は後に再建され、営業を再開した。
この火災は、単なる一店舗の火事ではなく、吉原全域が焼け落ちる大火だった

この内容は一部ドラマのあらすじを予測して解説した内容になり、実際の放送内容とは異なる場合もあります。

(1話)「ありがた山の寒がらす」2025年1月5日
大河ドラマ「べらぼう」いよいよ放送開始!主演は横浜流星。写楽、歌麿を世に送り出し、江戸のメディア王にまで成り上がった蔦重こと蔦屋重三郎の波乱万丈の物語が始まる。

(2話)吉原細見『嗚呼(ああ)御江戸』2025年1月12日
蔦屋重三郎(横浜流星)は、吉原の案内本“吉原細見”で客を呼び寄せる案を思いつく。その序文の執筆を依頼するため、江戸の有名人・平賀源内(安田顕)探しに奔走する!

(3話)千客万来『一目千本』2025年1月19日
蔦重(横浜流星)は資金を集め北尾重政(橋本淳)と共に女郎を花に見立てた本『一目千本』に着手。本作りに夢中な蔦重を許せない駿河屋(高橋克実)。親子関係の行方は…。

(4話)『雛(ひな)形若菜』の甘い罠(わな)2025年1月26日
蔦重(横浜流星)は西村屋(西村まさ彦)と共に、呉服屋の入銀で錦絵の制作を順調に進めるが…。城内では、田沼意次(渡辺謙)による賢丸(寺田心)の養子計画に暗雲が…。

(5話)「蔦(つた)に唐丸因果の蔓(つる)」2025年2月2日
【作】森下佳子【出演】横浜流星,安田顕,小芝風花,井之脇海,小野花梨,中村蒼,片岡愛之助,高橋克実,里見浩太朗,渡辺謙,正名僕蔵,六平直政,かたせ梨乃ほか

(6話)鱗(うろこ)剥がれた『節用集』2025年2月9日
蔦重(横浜流星)は、鱗形屋(片岡愛之助)と新たな青本を作る計画を始める。そんな中、須原屋(里見浩太朗)から『節用集』の偽板の話を聞き、蔦重にある疑念が生じる…。

(7話)好機到来『籬(まがき)の花』2025年2月16日
蔦重(横浜流星)は今の倍売れる細見を作れば、地本問屋仲間に参入できる約束を取り付ける。しかし西村屋(西村まさ彦)と小泉忠五郎(芹澤興人)が反発し、阻もうとする。

(8話)逆襲の『金々先生』2025年2月23日
『節用集』の偽板を作ったとして捉えられた鱗形屋(片岡愛之助)が釈放される。蔦重(横浜流星)と作った『金々先生栄華夢』が鱗形屋が鱗形屋からうりだされるが…。

(9話)玉菊灯籠恋の地獄2025年3月2日
花の井が5代目瀬川(小芝風花)に襲名するとたくさんの富豪たちが吉原を訪れ、その中で幕府公認の高利貸し業を営む鳥山検校(市原隼人)が瀬川に身請けを申し付けるが…。

(10話)「青楼美人」の見る夢は2025年3月9日
吉原では、身請けが決まった瀬川(小芝風花)最後の花魁道中が年の瀬に行われることが決まり、錦絵本「青楼美人合姿鏡」が完成し販売されますが…。

(11話)富本、仁義の馬面は2025年3月16日
蔦重(横浜流星)作の錦絵本「青楼美人合姿鏡」は値段が高く一向に売れず、借金を抱えた蔦重は何とか手立てはないかと考え吉原で祭りを開くことになりますが…。

(12話)俄(にわか)なる「明月余情」2025年3月23日
吉原で今年も俄祭りが行われますが吉原大分裂の危機?この決着は各店ごとの出し物で勝負をするいう蔦重に提案で、祭り最終日に自体は思わぬ展開へと発展していきます

(13話)タイトル未定 2025年3月30日
鱗形屋がまた偽版の「節用集」を売って奉行所に捕らえらてしましました。その原因は座頭からの借金の過酷な取り立てだとわかり田沼意次は座頭金の実態調査に乗り出しました…。

(14話)タイトル未定 2025年4月6日
鳥山が幕府から取り調べを受け入獄すると奉行者から妻瀬川との離縁が言い渡され、蔦重はすぐ瀬川と世帯を持ち本屋を開業するつ約束をしました

(15話)タイトル未定 2025年4月13日
蔦重は、吉原で本屋「耕書堂」を始めましたが、瀬川を失った悲しみから立ち直れず、腑抜け状態となってしまいました。するとそこに、平沢が訪れ蔦重に青本を作らないかと持ちかけますが…

(16話)タイトル未定 2025年4月20日
ある朝源内が目を覚ますと手元に血のついた刀があり久五郎が血を流して死んでおり、奉行所は源内が斬ったとみて牢獄に入れ取り調べをしますがその後、源内が獄死したとの知らせがはいり…

【出演】
主演 蔦屋重三郎役
俳優 横浜 流星さん
平賀源内役
俳優 安田 顕さん
花の井(五代目瀬川)役
俳優 小芝 風花さん
田沼意知役
俳優 宮沢 氷魚さん
長谷川平蔵宣以役
俳優 中村 隼人さん
松平武元役
俳優 石坂 浩二さん
鱗形屋孫兵衛役
俳優 片岡 愛之助さん
駿河屋役
俳優 高橋 克実さん
須原屋市兵衛役
俳優 里見 浩太朗さん
田沼意次役
俳優 渡辺 謙さん

動画内参考資料 引用
「NHK大河ドラマガイド」べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~前編 (NHK出版)
「NHK大河ドラマガイド」べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~「THE Book1」(東京ニュース通信社)
NHK2025年大河ドラマ完全読本(産経新聞出版)
東京都立図書館
国文学研究資料館所蔵
国立文化財機構所蔵品統合検索システム
東京都立中央図書館蔵
フリー素材 いらすとや
動画AC
Wikipedia
NHK(C)
べらぼう公式サイト
https://www.nhk.jp/p/berabou/ts/42QY57MX24/
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サウンドプロダクション吟
OPジングル:音筏アドレス:https://rotmcits.com/

コメント

  1. 江戸時代は何回も火事があったみたいですね。この火事のことはガイドブックにも載ってましたね

  2. 田沼意次ももう終わりかな?そろそろ寛政の改革かな。これから厳しい時代になっていきますね

  3. 俳優の写真ではなく役の写真にしていただけると、より分かりやすいな〜と思います

  4. 大河ドラマは、髪型がほぼ一緒なので誰が誰なのかわからくなってきて敷いては話しが分からなくなってきちゃいます。
    (高齢になると人の顔の違いがわからくなりますから余計です)
    その点、このネタバレがあると助かります。
    ポイントで解説していただき、5分という時間も良いですね。
    有難うございました。
    今後の展開では、蔦重と瀬川がまた結ばれれば良いと思っていますが・・・

  5. 蔦重瀬川ができなかったことを歌麿誰袖がやるって設定が面白い。
    新之助うつせみはやったのにね。

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