「ロックの殿堂」入りも果たした伝説のミュージシャン、ボブ・マーリー(1945年-1981年)。36年という生涯の中で輝き続け、亡くなった後もミュージシャンのみならずさまざまなカルチャー、思想に大きな影響を与えている彼の波乱万丈な生涯を描く映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE(原題:Bob Marley: One Love)』が、東和ピクチャーズ配給で、2024年に日本で公開されることが決定した(全米公開:2024年1月12日)。
ジャマイカで生まれたボブ・マーリーは、全世界でアルバムを7500万枚以上を売り上げ、中でもベスト・アルバム『レジェンド』は、アメリカのビルボード誌のカタログ・アルバム・チャートで最長ランク入りという記録を打ち立てた、世界で最も売れたレゲエ・アルバムとなっている。そのほかにもグラミー賞の特別功労賞生涯業績賞受賞、グラミー殿堂賞(複数受賞)の受賞、”Hollywood Walk of Fame”への殿堂入りなど、数々の偉業を成し遂げた。その生涯は、レゲエミュージックの歴史そのものと言っても過言ではない。
今回の映画では、天才的な音楽センスに恵まれた一方で、人知れず苦悩や葛藤も抱えていた“人間”ボブ・マーリーを、『あの夜、マイアミで』(2020年)でマルコムXを演じ、高い評価を得たキングズリー・ベン=アディルが演じる。
ボブ・マーリーの妻、リタ・マーリー役には『キャプテン・マーベル』(19年)や『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(21年)など、ハリウッド大作映画への出演が続く注目の俳優ラシャーナ・リンチ。
監督は、「第94回アカデミー賞」で作品賞を含む6部門にノミネートされ、主演のウィル・スミスが主演男優賞を受賞した『ドリームプラン』(21年)を手がけたレイナルド・マーカス・グリーンが務めた。
また、リタ・マーリー本人、そしてボブとリタの子どもセデラ・マーリーとジギー・マーリーなど、ボブ本人を誰よりも愛し、近くで見守ってきた家族たちが監修に参画し、物語に深みを加えている。
予告映像は、ボブが余命を宣告された後にリリースされ、「遺言状」とも言われる名曲「♪Redemption
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