■イントロダクション
シリーズ史上、もっとも激しい怒りとバイオレンスに満ちた【最終章】
元CIAトップエージェントのロバート・マッコール。昼は紳士的で勤勉な男、夜はイコライザー、と2つの顔を巧みに使い分け、これまで数々の悪人を秘密裏に葬ってきた。その姿はアメリカ版「必殺仕事人」とも例えられ、独特なキャラクターと圧倒的な強さ、19秒での華麗なる[仕事]が支持され、熱狂的なファンを獲得。アメリカでも日本でもスマッシュヒットを飛ばしてきたデンゼル・ワシントン主演の伝説的なアクションシリーズが、本作でついに最終章を迎える。
2014年に公開された1作目『イコライザー』では、最愛の妻を亡くして昼はホームセンターの従業員として働くマッコールが、真夜中に紅茶を飲みながら読書するダイナーで出会った娼婦の少女テリー(クロエ・グレース・モレッツ)を救うため、ロシアン・マフィアを壊滅。2018年の2作目『イコライザー2』では昼はタクシードライバーに転職し、信頼できる親友でありマッコールの過去を知る唯一の理解者であるCIA時代の上官スーザン(メリッサ・レオ)が惨殺された事件の真相を辿る中で、自分と同じく特殊訓練を受け、悪に転じたもう一人のイコライザーと対決。マッコールはいつの日も、法や警察が介入できない不正や暴力に苦しむ弱き人々を救うため、冷静沈着に悪を抹消してきた。だれにも頼らず、たったひとりで。
そしてシリーズ最終章。舞台はアメリカ・ボストンから遠く離れたイタリアへ。シチリアでのとある事件で図らずも生死を彷徨う大怪我を負ったマッコール。素性も分からない自分を受け入れ癒してくれた心優しき人々のいる美しい田舎町で、イコライザーとしての自分に限界を感じ、静かに引退を決意する。孤独な夜の顔を捨て、残りの人生をその地で過ごそうと誓った矢先、イタリアンマフィアによる事件が街で次々と起こっていく。恐怖におびえる街の人々を前に、マッコールの中で静かにしかし確実に怒りが増幅していく。守るべきは大切な人々…。悪に対する怒りが一線を越えたとき、マッコールのイコライザーとしての最後にして最大の[仕事]が始まるのだった。
■ストーリー
ある時、訪れたシチリアでの事件で負傷したことをきっかけに、肉体的にも精神的にも限界を迎えたロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)は、アマルフィ海岸沿いの静かな田舎町に辿り着く。よそ者にも関わらず身内のように看病し、親しみをもって「ロベルト」と呼んで接してくれる街の人々。昼の顔、夜の顔を使い分け、長い時間をたった一人、誰にも頼らず生きてきたマッコールにとって、それはまさに癒しと救いだった。マッコールはこの街を安住の地と心に誓い、イコライザーのスイッチともいうべき腕の時計を外すことを決意。そこで穏やかに残りの人生を送るはずだった。
しかし、小さなこの街にも悪の魔の手は忍び寄っていた。街の人たちが次々と凄惨な事件に遭うのを見て、マッコールは再び[仕事]を再開する。自分を救ってくれた大切な人々を、街を、今度は自分が救うため。善良なすべての人々を救うのがイコライザ―の流儀であり、マッコール自身の大いなる復讐でもあるのだ。しかしそれが引き金となり、事態はイタリア全土を巻き込む爆破テロ事件へと拡大してゆく…。
一度外した時計を再び身に着けるマッコール。彼がカウントするのはわずか9秒。怒りが頂点に達したマッコールに、もはや19秒は必要ない。最後にして最大の[仕事]が始まる――。
コメント
ええやん
まっコールさァァァん