祖母は人間ではない? 包帯でぐるぐる巻きの顔にサングラス 血のような液体をすする 「イビルアイ」予告

映画予告

2023年7月28日より劇場公開される、「パラドクス」「ダークレイン」のアイザック・エスバン監督最新作「イビルアイ」の、予告映像が公開された。
 
 予告映像では、祖母に預けられた姉妹の恐怖が描き出されている。治療のため体の弱い妹のルナと一緒に田舎にある祖母の家に連れてこられた姉のナラ。常に祖母の厳しい監視とルールを強いられ、反感を覚えるナラだが、それ以上に祖母の存在そのものに違和感を抱き始める。包帯で顔をぐるぐる巻きにしてサングラスをかけ、夜中でも徘徊(はいかい)して姉妹を監視し、血のような液体をおいしそうにすする祖母。さらに妹の足首には何カ所も噛まれた傷跡ができ、ナラと話した外部の人間はすぐさま原因不明の死を遂げる。不気味で不可解なことばかりが姉妹に降りかかる。
 
 監督のアイザック・エスバンは、「『ジョーズ』(1975年)が表した水中の世界を、祖母という題材を用いて表現したかった」と明かし、「かつて『ジョーズ』を観たことにより、恐怖で海に行かなくなり、海中に入らなくなった人がいかに多かったか。なので、『イビルアイ』のせいで孫が訪ねてこなくなった、と悲しむ祖母がどれほど現れるでしょうね」と、冗談めかして語っている。
 
 「イビルアイ」は、祖母が人間ではない何者かであることを疑い始める13歳の少女ナラを描いたスリラー。都会に住む13歳の少女ナラは、妹の奇妙な病気を治すため、家族とともに母の田舎であるラスアニマスという村を訪れる。田舎には年老いた祖母が一人で住んでいた。しかし、次第に不穏な空気が漂い始め、ナラは祖母の不可解な行動から、彼女が人間ではない何者かであると疑い始める。そして、妹の容体はどんどん悪くなり、家政婦の突然死といった出来事が起こる。
 
【作品情報】
イビルアイ
2023年7月28日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
配給:AMGエンタテインメント
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