ドタバタに個性の強い登場人物 「ザ・マジックアワー」中国リメイク 映画「トゥ・クール・トゥ・キル」予告

映画予告

2023年7月8日より劇場公開される、三谷幸喜が脚本・監督を務めた「ザ・マジックアワー」をリメイクした中国映画「トゥ・クール・トゥ・キル ~殺せない殺し屋~」の、予告編が公開された。
 
 予告編では、伝説の殺し屋“カール”の存在がまことしやかに語られるシーンから始まり、売れない役者・ウェイによる渾身(こんしん)の芝居姿や、スター女優のミランが「魂のことまで考えるなんて。役になり切ってる証拠ね」とウェイに称賛の言葉をかける様子が続く。さらに、ウェイがアドリブ連発で殺し屋を演じる姿や、彼の怪演に圧倒されるマフィアのボスたち、そして迫力の銃撃シーンが矢継ぎ早に捉えられており、本編でのドタバタぶりや個性の強い登場人物たちの一端が垣間見える映像となっている。
 
 「トゥ・クール・トゥ・キル ~殺せない殺し屋~」は、夢に熱くて実直な人柄の売れない役者ウェイを主人公とした作品。万年エキストラの売れない役者・ウェイは、何度失敗しても諦めることなく、俳優の夢を追い続けていた。ある日、彼は大スターの女優・ミランによって、映画の主役として伝説の殺し屋・カール役に起用される。ミランとその弟で映画監督のミラーが画策した“芝居計画”はやがてコントロールを失い、それぞれの思惑が交錯する中、ウェイたちは次々と予期せぬ展開に巻き込まれていく。
 
 監督をはじめ俳優や制作陣の多くが、中国国民へ笑いを届けてきた中国一のコメディブランドで喜劇集団・開心麻花(カイシンマーファー)に所属。本国では7カ月に渡って上映されるロングランとなり、興行収入は26.27億元(約533.8億円)を記録した。2022年の中国映画の興行収入ランキング第3位にランクインし、これまでに中国でリメイクされた日本映画で最もヒットした「鍵泥棒のメソッド」の興行収入7.62億元(約140億円)を大幅に更新した。

【作品情報】
トゥ・クール・トゥ・キル ~殺せない殺し屋~
2023年7月8日(土)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
配給:JOYUP /ムーランプロモーション
©New Classics

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