“北”のスパイの存在が発覚　壮絶な諜報戦を描く　イ・ジョンジェ初監督・主演作「ハント」予告

2023年9月29日より劇場公開される、「イカゲーム」のイ・ジョンジェの初監督作「ハント」の、日本版予告が公開された。
　
　予告では、1980年代を舞台に、安全企画部（旧KCIA）に所属する忠誠に生きる海外班長パク・ピョンホ（イ・ジョンジェ）と大義に生きる国内班長のキム・ジョンド（チョン・ウソン）の姿が映し出される。機密情報が“北”に漏れたことで、組織内にスパイ「トンニム」がいると告げられる2人。組織内全員が容疑者となり、パクは部下のバン・ジュギョン（チョン・ヘジン）と、キムはチャン・チョルソン（ホ・ソンテ）とともに捜査を始める。
　
　スパイを見つけ出さなければ自分が疑われるかもしれない緊迫した状況で、パクとキムは互いの動向を監視するようになり対立を深めていく。なかなかスパイを見つけられず、日本でも“北”との激しい銃撃戦が繰り広げられる中、大統領暗殺計画が発覚。外遊中の大統領に銃の照準が定められ、さらに大規模な爆破が起きるなど、手に汗握るアクションシーンが収められている。
　
　「ハント」は、壮絶な諜報戦を描いたスパイ・アクション。イ・ジョンジェが4年間温めてきたシナリオを元に初監督し、チョン・ウソンとダブル主演を果たしている。ほかに、チョン・ヘジン、ホ・ソンテ、コ・ユンジョンが出演。韓国での公開時には初登場1位を獲得した。