芝居のはずなのに、なぜか小道具が“真剣”に 主役の座を奪い合うキャストたち 映画「ゲネプロ★7」予告

映画予告

2023年4月21日より劇場公開される、「十二人の死にたい子どもたち」などの堤幸彦監督最新作「ゲネプロ★7」の、予告編が公開された。
 
 予告編は、若者から絶大な人気の7人組ユニット「劇団SEVEN」が、制作発表記者会見を行う様子から始まる。陣内(和田雅成)が新作舞台の説明をする中、個性豊かな役者たちが続々登場。しかし、リーダーの蘇我が急死し、山井(三浦海里)の新規加入が発表されるのを皮切りに、チームの輪は崩れ始め、メンバーの表情はかげり、不平不満が止まらず、殴り合いのけんかにまで発展する。
 
 いよいよ究極の舞台「シェイクスピア・レジェンズ」のゲネプロの幕が開けるが、ハムレット(和田雅成)、シーザー(荒牧慶彦)、リア(佐藤流司)、オセロ(染谷俊之)、マクベス(黒羽麻璃央)、ロミオ(高野洸)という、異なる作品を代表する伝説的な登場人物たちが入り乱れ、「最後に残った人が主役になればいいと思うんだ」という妖精パックの言葉通り、激しく主役を奪い合う「劇団SEVEN」のメンバーたち。芝居であるはずなのになぜか小道具は“真剣”にすり替わっており、無我夢中で剣を振り合い、血しぶきを飛ばしながら派手なアクションを舞台上で披露するメンバーたちの様子などが収められている。
 
 「ゲネプロ★7」は、若者から絶大な人気の7人組ユニット「劇団SEVEN」の、制作発表記者会見からゲネプロ(=最終リハーサル)までを描くミステリー。話題の新作舞台「シェイクスピア・レジェンズ」の準備に向けて、新たなメンバー山井の加入が控える中、カリスマ的リーダーの蘇我が急死する。蘇我を失った劇団は何かが崩れ始め、お互いのミスを責め合い、稽古には身が入らず、信頼関係に亀裂が走る。さらに、“ある秘密”が彼らに告げられたことで、運命の歯車が狂い出すという物語が展開される。オーディション番組「主役の椅子はオレの椅子」で優勝した三浦海里が主演を務める。
 
【作品情報】
ゲネプロ★7
2023年4月21日(金)新宿バルト9 他

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