今回解禁された予告編では、父親のジョンが息子のマイケルに起こされる仲睦まじいシーンから始まる。いつものように手を繋ぎながら保育園へと登園をする二人だが、マイケルから「ぼくのママは?」と質問をされる。咄嗟に「ママは遠くへ行った」と答えたジョンだが、実はシングルファーザーとして、男手ひとつでマイケルを育てている。しかし、余命数か月の難病を抱えており、ソーシャルワーカーからは「養子の件は急いで進めましょう」と言われた通り、自分が生きている間にマイケルの里親を探さなければならなかった。徐々に病がジョンの身体を侵食していく中、まだ幼いマイケルに対して、どんな生き物でもいつかは死んでしまうという事を教えていく。里親探しを続ける中、「あの子にはどんな家族がいいのか。もし間違ったら…」と葛藤する日々を送るジョン。自分は息子の一番の理解者であり、どの里親が一番良いのかはすぐに分かると思っていたが、その確信は徐々に揺らいでいく。愛する息子とのかけがえのない残りの日々を過ごしていく中で、ジョンは最後にどのような決断を下すのだろうか──。
監督・脚本:ウベルト・パゾリーニ
出演:ジェームズ・ノートン、ダニエル・ラモント、アイリーン・オヒギンス
2020年|イタリア、ルーマニア、イギリス|英語|95分|カラー|ビスタ|5.1ch|原題:Nowhere Special |字幕翻訳:渡邉貴子|G
提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ
公式サイト:https://kinofilms.jp/movies/nowhere-special/
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既に泣きそう